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「病気知らずで元気に暮らす」ためにはどうすれば良いか?

私たち現代人は長生きをしている。とは言え、国の医療費はすでに48兆円になっている。国家予算が50兆円というのに殆どの予算が生活習慣病をはじめとする医療費によって、財政が逼迫している状態です。国民一人一人が医療機関にかからないようにすることが、求められています。

 

がんは2人に1人 糖尿病は10人に1人 慢性腎臓病は、成人で8人に1人、この他にも心臓病、脳卒中、高血圧症、脂質異常症、肥満等、何らかの病をかかえて生きている人が殆どです。

 

元気で健康に暮らすためには、いくつかの条件があります。

 

自分の努力で、出来ることはまず、

自分の生活習慣を見直すことです。その中で食生活は、最も大切です。

 

桜沢如一先生は、「医者も薬も手術もいらない。食べ物だけで、病気をなおす」と仰っておられた。ただ、交通事故に遭ったり、転んで骨折したら病院で手当てをしてもらうしかないが、食養生が正しければ災難にも遭わないよ。と、おっしゃっていた。

 

食べ物は、私たちに生命を与えてくれるが、間違った食材を、間違った調理法で食べたら、じわじわと、あるいは簡単に、私たちを病気にしてしまうでしょう。

 

食べ方を変えると「体」が変わる。「人生」が変わる。

「食いあらためる」ことによって、生活習慣を治すことにつながる。

「病気知らずで元気に暮らす」ことは、「自然治癒力を上げる」ことにほかありません。

 

真の健康とは?あらためて考えてみると

 

病気にかからない。肩こりもなく、風邪をひかない。

毎日太い黄金色の大便が1本すとんと気持ち良く通じ、排便の後、紙を使う必要がない。

疲れにくく、大変な仕事をしても、一夜ぐっすり眠れば、元気溌剌として、飛び起きられ、仕事は、常に正確性に富み、能率が上がり、しかも疲れにくい。疲労感がなくても、切れ味が悪く、非効率では困りますよね。

1日のうち何時何を食べてもおいしい。おかずがたとえ粗末でもおいしい。好き嫌いがなく、偏食でないこと。

良く眠れる。床についたら、すぐ深い眠りに入り、しかも比較的短時間の睡眠で頭も体もすっきりしていること。

物忘れが少ない。

毎日が楽しく、不平不満、貪り(むさぼり)、妬み、恨み、憎しみ、怒り、嘆きのない境地に達し、滅多に腹が立たないこと。

従って、主義主張の相反する立場の人と、何処までも冷静に話し合い、互いの相手の立場に立って考えてみるだけの心の余裕をもてる。

 

その人のすること、なすこと、総てに秩序があること。

以上のような心身の状態が長く続いたままで、周囲の人々から親しまれ慕われつつ、皆共々に平和な楽しい生活を送りながら、長寿を保ち、灰色でないバラ色の老年をもって終わる。

 

以上のような諸条件を満たしていれば、真の健康を保持していると、思われます。

児玉 陽子

管理栄養士

18歳で皮膚病、23歳で結核を患い日野式を実践、食養を学び、1969年から河野臨床医学研究所付属北品川総合病院で食養指導を開始。内科医の日野厚博士と共に、我が国で初めて一般病院(松井病院)に食養内科を創設し、40年近くにわたり2万人以上の患者の食生活指導にあたる。現在はフリーランスで活躍中。家庭における食生活の大切さを説き、多忙を極めている。生活習慣病と食の関係につて、造詣が深い。著書に『臨床栄養と食事改善指導』『アレルギーにならないための離乳食』共著(緑書房)などがある。
児玉 陽子